あの場所で。


……てか、妙に机が綺麗なんだけど。



この前まで端っこに落書きとかかいてあったはずなのに、これにはないし。



置き勉していた教科書は折り目一つなく、新品!って感じになっている。



……おかしい。



「ねぇ、なんか私の机の中とか触ったりした?」



そう聞いたとき、一瞬目が揺れたのを私は見逃さなかった。



「俺は、触ってない」



……俺は?



「……じゃあ誰」



「あ、柊也からLINE。

あいつら屋上にいるって」



話逸らすな!!



「まぁ、柊也達に聞けばいいや」



再びあの痛い視線に見送られながら、屋上へと向かった。