あの場所で。



「なんでいつもここにくるんだ?」



そう問われて、どう返そうか一瞬悩んだけど。



「家にいることができないから」



隠す必要はない、か。



「ならお前さ...


仲間にならないか?」



「....仲間?」



「俺等の姫になるってこと」



姫...?



「なにそれ...」



「姫っつーのは、族の守られる存在。

"守るものがあってこそ、強くなれる"って1代目総長から言い伝えられてんだ」



守られる...



「それは、お断りかな」



「なんでだよ」



「私は、守られるような人じゃない」