私の腕につけられた根性焼き。


それをそっと手で抑えると、そっと涙を流した。


幸せになっちゃいけない……?


目障り……?


死ねばいい……?


───なら、殺してよ。


「.......助けて…」


この時の私の呟きは、誰にも届くことはなかった。