あの場所で。



ガラガラという音と共に。


またみんなの目線がドアへと向かった。


....誰?


そこから4人の男が入ってきた。


─こんな人いたっけ?


私はあまり学校には来なかったけど、みんなの顔ぐらいは覚えていた。


だから今入ってきた人達が知らない人達なんてすぐに気付いた。


記憶をたどって。


4人...美形の男...


そこから浮かび上がったのは


今日の朝の人達、だった。



「誰、この子ー!」



元気な可愛らしい男がこちらに走ってきた。



「こんな子いたっけ?」



先ほどの私と同じ疑問を持ったその子に。



「今日久しぶりに学校に来たからまだ会ったことなかったよね。


私もこのクラスなんだよ」



私の存在を教えてあげると。



「そうなんだ!

僕、長澤 蘭(Ran Nagasawa)っていうんだ。

よろしくね!」



そう言って手を出してきた。


あまりよろしくはしたくないけど。



「うん。よろしくね」



仕方なく手を握った。