* * * 「おはよ、愛結」 「おはよ、楓」 今日は珍しく目覚めがよかったから、なんとなく早めに学校にきていた。 一人で音楽を聞きながら、太陽の光を浴びているといつの間にか楓がきていた。 「あ、そうだ。大和きてる?」 「大和?なんか屋上いるとか言ってたけど」 「ん、ありがと。 今日の午前中は授業全部サボるから」 「用が終わり次第連絡しろよ」 「ふふ、わかったから」