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「おはよ、愛結」


「おはよ、楓」


今日は珍しく目覚めがよかったから、なんとなく早めに学校にきていた。


一人で音楽を聞きながら、太陽の光を浴びているといつの間にか楓がきていた。


「あ、そうだ。大和きてる?」


「大和?なんか屋上いるとか言ってたけど」


「ん、ありがと。

今日の午前中は授業全部サボるから」


「用が終わり次第連絡しろよ」


「ふふ、わかったから」