「愛結、今日家に帰んのか?」


「帰りたくない...けど一応帰る」


「そうか。なんかあったらいつでも連絡しろよ。

すぐ吹っ飛んでやるから」


彼がそう言えば、くすりと笑って。


「ありがとう」


「あたりまえだろ?

支えてやりてぇ、って思ったんだから」


その言葉にまたドクンと心臓がなる。


再び「ありがとう」と口にしてカプチーノを飲んだ。