あの以来、一条くんのおかげで少しすっきりした。 でも、一条くんの大好きな人の“死”って言うのが、気になる。 陸「汐梨ー、腹減った。」 汐梨「今作ってるから。」 翼「はやくー。」 汐梨「はいはい。」 あたしたちは、まだ別荘にいた。 明後日には帰る予定。 それにしても、さっきから翼と陸がうるさい。 どれだけお腹空いてるの、もう。 汐梨「はい。」 机に夕食を並べると、みんな即行で席につく。 そして、食べ始めた。