「一条くん…。」 「ごめんっ。」 いつも無表情な一条くん。 そんな一条くんが、すごく困った顔をした。 「そ、そんなあやまらないで…。 前を見てなかったあたしも悪いから。」 「でも、こんな高いもの壊しちゃった…。」 そういわれたとき、いい案を思い付く。 「あっ、じゃあ、日誌一緒に書いて?」 「え?」