「汐梨。」 来たのは、悠の家。 悠は、一人暮らしだから、今は二人っきり。 「うん?」 「やっぱり、翼たちにもチョコあげたよな?」 「あ、うん。あげたよ。 ダメ、だったかな?」 「いや、別にダメじゃないよ。」 …もしかして、嫉妬してくれてる? 「…悠、嫉妬してくれてる…?」 「…してない。」 そういった悠の頬はほんのり赤く染まり、 悠は口に手をあて、うつむいた。