「キャー、来たよ。悠王子様。」 なぜ王子なのかはわからないが、 今日も悠が通るたび、女子は廊下の方に集まった。 まぁ、悠だけじゃなく、翼、陸、隼人のときもそうだけど。 特に、翼は違う学年であまり通らないため、人が余計集まる。 そして、悠が教室を通るとき、 なにかを探すようにして目線を動かしていた。 そして、あたしと目があったとき、優しく微笑んでくれた。