汐梨「隼人、悠はなにもしてないよ。」 あたしは、涙目ながらも訴える。 隼人「そうか、ならいい。」 悠「汐梨…、俺のことなんかで泣くなよ。」 「悠は“なんか”じゃない。 あたしの仲では、大好きな友達だもん。」 「…そっか。 でも、泣き止んでほしいんだけど…。」 「…泣き止もうと思っても無理。」 あたしがそういうと、悠の顔が近づいてくる。 あたしが思わず目をつぶると、まぶたに柔らかいものが触れた。