天命は達成されねばならぬ。
孔明は2次3次と北伐を繰り返すが、

どうしても兵站が続かず、
撤退を余儀なくされてしまう。

何を焦る孔明よ!
孔明はついに病に倒れる。
自らの寿命を感じていたのだ。

成都静養中、宿敵仲達(司馬懿)が
40万の大軍で攻めてきた。

病を押して孔明は立ち向かう。
幸い長雨のため魏軍は撤退。

体調を整えて翌年孔明は、
第4時北伐を開始する。

兵站は万全のはずだったが、
またもや長雨の持久戦となり
又も撤退するしかなかった。

4度の撤退、健康状態は益々思わしくない。
次が最後ぞ、もう負けられない。

3年かけて兵站、侵攻ルートを整備し、
国力の充実を図った。

呉が合肥で軍事行動を起こすと、
孔明は最後の力を振り絞って
全軍に叫んだ。

「第5時北伐、決行!」