「ねぇ、知ってる?」



君は瞳を輝かせて言った。



「いっぱいあるお花一つ一つに言葉がついてるんだって!」



だから、一緒に探そう!って。


私はそんなのウソだよ。
って信じられなかった。


だって、何十種類も、いやそれ以上あるかもしれないのに一つ一つに言葉なんてつけられないよって。