「好きです。島田さんの事が。付き合って下さい。」



私の耳は、おかしくなったのだろうか。


いや、これは…聞き間違えてないのかな?


「島田さん?」



「あ…あの、私…佐倉くんの事、す…き…です…」



初めて、好きって言った。


「本当に⁉︎ 島田さんの事、1年の頃から好きで…本当嬉しい!」


そんな前から好きでいてくれたとか…嬉しいのはこっちのセリフだよ…。


「これから、よろしくね」


「うん!よろしくお願いします!」



…私、夢見てるのかな?



頬をつねってみたら、普通に痛くて。


私、佐倉くんと付き合えたんだ…って実感した。