__ガチャ…


「……ん?」
(誰?)

○○は視線をドアに向けた。


そこには……、

どうやらたった今、目が覚めたらしく、

眠そうな顔をした○○の双子の妹、○○が部屋の入口にボーっと突っ立っていた。


そして、これまた眠そうな声で、目をこすりながら言ってきた。


「……んん?……お姉?……どしたの?」



「大丈夫。なんでもないよ((ニコッ」

もしかして、この子、、、
音で起きてしまったのではないか?

と、少し嫌な予感が〇〇の頭を過ぎる。


「...?...ほんとに?」

すると、今度は小首をかしげ、言ってきた。


「うん。」
(...やばいな。バレちゃマズイ。)



「……ほんとかなぁ?
だってだって、凄い音したよ?」


あっ...(察し)
やはり、あの音で目が覚めてしまったらしい。

〇〇の嫌な予感が見事に的中した。

おぉ...ww
私、予知能力あるかもしれない...!!

いやいや、全く的中して欲しくないから、これ。

などと、軽くパニックになった頭で変な自問自答を繰りなしながら、背中に嫌〜な冷や汗が流れるのを感じた。


...いや、まじで、バレたら、まずい。

そう思うと、口が動いていた。


「ホントに何もないから大丈夫だって((汗」


きっとかなり目が泳いでいたことだろう。



「ほんとにほんとのほんと?」


「う……、うん。((汗」


「……あやしい。((小声」


「……ん?なんて?
聞こえなかったんだけd「とぅっ!!」」


「わぁ!?」



妹は何を思ったのか姉にいきなり飛びかかってきた。
そしてそのまま、
2人はベッドの上へ……