チュンチュン




小鳥の囀りが聞こえる。




あぁ


もう朝か。



そう思いながら体を起こす



薫「お母さん。おはよう」



母「ええ。おはよう薫」



うちにはお父さんがいない。


ずっと昔に土砂崩れに巻き込まれて…



だから私はお母さんと2人暮らし。

普通に着替えて


普通にご飯を食べて




薫「行ってきます。」


母「行ってらっしゃい」





パタン




私は普通に学校に向かう。







はずだった。