秋の声

「うーん・・・これが良いんじゃないかな?」
あっちゃんとの会話を打ち切るようにデザイン画を指差した。
「うん!いいと思うよ!」
「じゃあ、これで決定って事でいい?」

委員全員から賛成の声をもらい、今日はお開きとなった。

「いちちゃん一緒に帰ろう?」

「え?・・・えっと・・・」

いつも一緒に帰っているメンバーに何て言おう。
一瞬そう思ったが、今日は遅くなるからと先に帰るように言っていたのだった。

「・・・うん。いいよ」

そう言うと、笑顔を向けた。