嫌いな君のことが好き

「でもすごい赤いじゃん、見せて。」

そういって石松は私の手をとった。

私は思わず手を引いてしまった。

「いいって!」

「あ、ごめん。触られるの嫌だった?」

石松、落ち込んでる…?

「そうゆうわけじゃないんだけど…、男子と触れることなんてないから…。」

「そんなん、俺だって一緒だよ。俺だって女子のこと触らねーもん。」

石松はニーッと笑って勉強に戻った。


パッと関谷くんを見たら目が合った。

関谷くんは渋い顔をして前を向いてしまった。


でもなんでこっち見てたの?

石松に用事あったのかな…。