嫌いな君のことが好き

石松は頭を少し縫って、いろんなところを打撲してアザがたくさんあった。

個室で石松と二人きり。

石松の怪我は麻酔をするほどでは無かったらしく、意識がある。

気まずい。

石松のお父さんは今出張中とかで夜まで帰って来れないと看護師から聴いた。

「大丈夫…?」

「チッ」

は?今舌打ちした?

「角田くんとけんか?負けるに決まってんじゃん。」

「うっせーな。帰れよ。」

なにそれ。

帰れ?

泣けてきた。

「どれだけ私が……。」

「は?なに?」

「どれだけ私が心配したと思ってんの!?なんか呼吸薄いし、角田くんみたいな強い人と揉めて!バカなの!?」

涙が止まらない。


石松が

石松がちゃんと生きてて良かった…