嫌いな君のことが好き

角田くんはなにも感じ取れないような目で私を見た。

そして、右側の口角をあげてなにかを企んでるような顔をした。

こわっ。

角田くんってそう言えば小学生のときから補導されたりしてたんだっけ。

お兄さんは行方不明だとか…。

顔は岸本くんと同じぐらいかっこいいけどなにしろ体つきがいい。


角田くんはそのまま前を向いた。


私は怖くなって荷物をまとめてさっさと帰った。