嫌いな君のことが好き

石松は全然反応してないけど。

わざと聞こえないふりしてるかも…。


すると、いきなり石松に腕を捕まれた。

しかもかなり痛いんですけど。

「佐伯??そんなことよりさぁ、今度の日曜日映画見に行かない?二人で!」

「は?」

なにいってんのこの人。


って思ったけどわかった。

坪川さんに諦めてもらいたいんだ。

のったほうがいいのかなぁ…。

「ダメ?」

石松に上目遣いされた。

目がキラキラしてて一瞬キュンときた。

「あぁ、日曜日…?い、いいんじゃないかなぁ…。」