嫌いな君のことが好き

なんかちぎれそう。

そう思ったとき

「ブオッ」

強い風が吹いた。

「ビリビリッ」

「あ。」

地図の半分がちぎれて風と共に去っていった。

「えーーーー!!!」

「お前なにやってんだよ!!」

佐々本くんが怒鳴る。

石松は放心状態だ。

「ご、ごめん…。」

「どうする?戻る?」

今ならまだ戻れる。

戻ってやり直した方が…。

「えー。行こうよ。」

理穂がつまらなそうに呟く。

「挑戦するのも面白そうだね。」

西原くんの一言により、私たちはそのまま前進することになった。