嫌いな君のことが好き

それにしても煙たいなぁ。

目が痛くてなんも見えない。

ちょっと逃げよう。

近くの柱の影に行った。

「きゃっ!」

なんか踏んだ!!

「痛っ!お前重い!」

石松の足だ。

石松も逃げてきたんだ。

「ごめんね!」

「うん。……考えること一緒だね。」

石松と同じこと考えてたんだ。

「石松ってさあ!!」

「なに?」

「好きな人とかいないの?」

私は思いきって聴いてみた。

石松は私の横に並んでしゃがんだ。

「うーん。いるけど。」

いるんだ…。

「そっか。このクラスだったりする?」

「さぁね。それをお前が探し出すことが出来たらわかるよ。」

なんか当たり前のこと言って石松は戻ってしまった。