嫌いな君のことが好き

「駿也。米にいれる水の量ってこんなもん?」

西原くんがお米を持ってきた。

「いや、もっと米より上まで水いれて。」

「わかった。」

石松ってすごいな…。

父子家庭って大変なんだろうな。


私と石松は鍋を釜場に持っていった。

「わりぃ、佐伯、ルー忘れたから取ってきて。」

「うん、わかった!」

急いでルーを取りに行った。

ルーってこれだよね?

あ、お玉も忘れてるのかな。

「いーしーまーつー!!おたまいるーー?」

遠くから大声で話しかけた。

「いーーるーー!!」

すぐに返事が帰ってきた。

なんか嬉しい。

急いでルーとお玉を持って戻った。