嫌いな君のことが好き


「いやっほーーい!!」

「理穂、まだみんな寝てるんだから静かに!」

ついに宿泊学習当日。

理穂はおかしいぐらいに…、いや、本当におかしい。

ハイテンションにも程がある。


バスに乗り込んでいざ出発。

後ろの席って石松と佐々本くんだったっけ?

まあいっか。

暫くみんなでワイワイしていた。

「うううぅぅぅ…」

気持ち悪い。

そういえばここタイヤの上だ。

なんで考えなかったんだろう。

理穂寝てるし。

「佐伯?大丈夫か?」

後ろから優しい声が…。