嫌いな君のことが好き

少し天然パーマの前髪がかかった切れ長の目。

もう私より高い身長。

「あ、ありがと。」

「佐伯さぁ。」

「なに?」

なんか真剣な顔してる?

「その顔色んな奴に振り撒くなよ。」

そういって石松は私の頭をポーンって叩いて行ってしまった。

ボアっと顔が赤くなる。

私今どんな顔してたの!?

なんで他の人に振り撒いちゃいけないの?

もしかしてすごいブスだった!?

ブスだから石松は心配してくれたとか?