嫌いな君のことが好き

血、血、血がぁっ!

彫刻刀の先に手を置いて彫ったから滑った彫刻刀が左手の人差し指を刺した。

「いたいいたい!」

でも坪川さんはざまぁって思ってそうな顔してるし、石松になんか言っても仕方がないよね…。

理穂は班の女子と話してて入りづらいし。

保健室行こうかな…。

あれ?でも今日保健の先生いないんじゃなかったっけ。

最悪だ。

「だっせぇな。」

予想外に石松に話しかけられた。

「そう思うなら助けてくれたっていいんじゃないの!?」

「は?嫌だよ。」

「ひっどい。」

「じゃあ舐めてやろうか?」

は?なにいってんのコイツ。