嫌いな君のことが好き

そして少し月日がたって冬まっただ中。

理穂が半泣きでやってきた。

「石松が彼女できたって…。」

石松の彼女は隣のクラスの超美人さん。

ラインで仲が良くなったらしく、付き合う前から一緒に帰っている所を目撃されているらしい。

「理穂ぉ!!」

私も半泣きで理穂を抱き締めてあげた。


「わぁーー若葉ぁぁ!」

理穂が完全に泣いてしまった。

石松。

許さない。


石松は授業中、彼女と筆箱を交換してて、ずっといじってたり筆箱の中に手紙を入れたりしてた。

あんなにカマチョで可愛かったのに今はカッコつけちゃって。

腰パンで学ランは首のホックつけない。

ベルトは装飾のついた洒落てるのをしてる。