嫌いな君のことが好き

香里奈が3歳の時に弘貴も産まれて、駿也はどこにでもいるような父親になった。

「香里奈ー!サッカー行くか?」

「行くよ!」

でも香里奈と遊ぶときはサッカーばっかり。

「ちょっとー。駿也みたいなサッカーバカにしないでよー?」

それもいいかもしれないけどさ。

女の子だしピアノとかヴァイオリンとかやってほしいな。

「ママ、これ美咲ちゃんに貰った。」

仲のいい美咲ちゃんに貰ったのはピアノ教室のチラシだった。

「行きたいの?」

「行くよ!」







私はもう母親です。