嫌いな君のことが好き

「……。」

私と石松はゲームセンターを出てフードコートに行った。

何を言えばいいのか全くわからなかった。

もっと感動の再会的な雰囲気になるかと思ってたけど驚きしかない。

「ごめんな。」

石松が小さな声で呟いた。


「なんだよ…。」

「え…?」

「なにその茶髪!ヘアアイロンでもしてるの!?」

なんかもうこんなことしか言えない…。

「いやぁ、ちょっとチャラチャラしたかったんだけど嫌い?」

「天パが良かった。」

「ごめん。すぐ直すよ。」

チャラチャラしたかったと口に出してしまう石松が可愛くてしょうがない。

「背は?」

「今176ぐらい。」

「伸びたね。」

「うん。」

違う!

こんなことが話したいんじゃない!