嫌いな君のことが好き

私はもう何をすればいいのかわからなくて佐々本くんの後ろに隠れた。

佐々本くんの柔軟剤の香りに包まれて完全に私は殻に閉じこもった。

「佐伯、大丈夫だってば。」

佐々本くんはすぐに友達ができたけど私は初っぱなからこんなんだ。

「だってっ…。あの人たちなんかやだ!」

「おいー。菜々美、てめーせっかく見つけた友達怖がらせてどうすんだよー。なぁ、陵。」

一輝…。
峰岸 一輝

あいつ嫌いだ。

トップ7の人とは違う。

ただ流行に流されてチャラチャラしてるだけで人間性にかけている。

しかも面白くない。