嫌いな君のことが好き

角田くんがバンッと机を叩いた。

「じゃ、佐伯も○○高校入ろ。」

「えー?なんでよ~。」

私は明るく返すが全く理由がわからない。

「○○高校。今年からサッカーに力いれてんだ。強豪校だし、佐伯の偏差値にもあってんだろ。」

サッカー。

角田くんが言いたいことが一瞬でわかってしまった。


もし、石松が高校から戻ってくるなら高確率で○○高校に入る。

だから、もしかしたらまた一緒になれるかもよ。

と角田くんは最大の優しさで言ってくれた。

感激。

「じゃあそこにしよっかなー。」