嫌いな君のことが好き

なんだよそれ。俺だって苦労してんのに。どうしてあいつなんだよ!?」

「ねえ、逆に聞くけどなにそれ!?石松に嫉妬してんの!?」

岸本くんが本音を吐き出した。

私はそれを許せない。

「は!?嫉妬なんかしねーよ。自分で満足だよ。それでも俺に足りないものがあんのかよ。なんなんだよ。俺に無くて石松にあるものって。」

「岸本くんに足りないものなんてない!!」

岸本くんの頭の上にハテナが浮かんだ。

「人間産まれてきたらそれで100%じゃん。中身が違うだけで100%なんだから岸本くんに足りないものなんてない!」

「どうゆうことだよ。」

「岸本くんは石松は無いなにかを持ってるんだよ!それで100%だから、岸本くんはそれで以上でも以下でもない。」