嫌いな君のことが好き

石松と隣の席になってから数日。

「ちょっと若葉!もう関谷のこと諦めたの?最近石松とラブラブだって噂じゃん!」

え?ラブラブ?

噂になるほどラブラブした覚えは全くない。

「そんなわけないでしょ!あんなにかっこいい関谷くん捨ててチビのこと好きになるなんてあり得ないし!」

「チビって…。石松かわいそ。」

理穂が鼻で笑いながら言った。


石松は身長が158cmある私より小さい。

多分155cmいってないぐらい。

だからかわいくみえちゃうのかな?

「だから、チビはいいの。関谷くん以外好きになれないって。」

「そっか。」

理穂はいつもと変わらないニコニコした顔をしていたけれど、目線の先は石松だった。