Anemone~君を思い。涙する~



「ん..っ。」

ここは何処。

目を開けると、白い天井があった。

そして..。

「なんで...っ。」

隣には

私が好きで好きで

逢いたかった人が、

私の手を握りながら

寝ていた。


「あ。星野、起きたんだ。」

「う..うん。」

どうしよ。気まずい

長い沈黙が私達の間で流れる。


「なぁ。」

「え...っ。」

蓮くんが沈黙を破り私の目に触れてきた。

「昨日、泣いたの?」

そう。優しい声で呟きながら。

「う..ん。」

「どうして..。」

「...。」

言えないよ。

蓮くんの事で泣いてた。なんて