しばらくして、雅樹君が戻って来た 「ごめんごめん、流聖からだった」 流聖君というのは、雅樹君と同じ部活の友達らしい。 「今度、みんなで俺の誕生日パーティしようって話だったんだー。集まって遊ぶって感じだけどね」 『へー、そうなんだー。楽しそうだね!』 (そういえば私もそろそろ誕生日だったな…)