Happy&Honey Days <REN>

関係あるのは俺たちのほうで、瑞葉は関係ないじゃんか!


「告白は…嘘なんだね…。」


瑞葉の声はなんとなく悲しそうだった。


ごめんな…瑞葉…。


「嘘じゃないよ…!今はあいつら関係なしで瑞葉ちゃんが好きなんだ…!」


なっ…!


あいつ…都合のいいこと言いやがって!


「蓮!宮本が…!」


呼ばれて隣を見ると、隆は立ってドアの窓から覗いていた。


俺も急いで覗く。


見た瞬間頭が真っ白になった。


外の激しい雨の音も耳に入らない。


瑞葉の肩を…宮本の手が…


2人の距離が…近すぎる…


「やめてー!!」


俺は瑞葉の叫び声ではっとした。


急いでドアに手をかけ


ガラッ━


勢いよく開けた。


「宮本!」

「最低だな…!」


瑞葉も宮本も目を大きく見開いている。


「井川…!?高崎…!?」