Happy&Honey Days <REN>

「え~隆ちゃん以外に誰かいたっけ~?」


周りをキョロキョロしながら瑞葉が言う。


やっぱりな…。


けなされてるけど…接することができる。


俺はこんな些細なことでも楽しいしうれしいんだよなぁ。


「瑞葉のアホ!隆と原西も笑うなー!」


気づいてないフリをしてきたけど、もうリミット。


俺は…瑞葉が好きだ…。


いつからだろう…。


生まれた時から一緒にいて…いつからこんな気持ちを抱いたのか、全くわからない。


瑞葉の態度を見てても、瑞葉が俺のことを好きなんて確率は0%だ。


わかりきっててもあきらめられない。


瑞葉ともっとしゃべりたい…

接したい…


この気持ちは消えない。


俺にはいつになったら彼女ができるんだろう…。


告白されても断り続けてる俺だから…


今の気持ちが消えない限り無理だな。


あ~あ。


恋って…不思議なもんだぜ…。