甘い恋

その日家に帰るとあれこれ用意した
チェック用紙があるにもかかわらず
自分でいるものを書き出して、
健全な中学生が自然教室に遊び道具を
持って行かないわけがなかった
もちろん私も！

そして、用意が終えた私はひなに電話した
そこで今日まであった出来事を話した


…へ〜！
まぁ進展はない感じだねー！
でどうなの？すきなの？

たのしそうにはなしをきくひな


いやーわかんないよ、
だって好きな人なんて…ないし、

最後の言葉は恥ずかしくて言えなかった

え？なんていった？
はっきり言いなさい！

はっきりと言わないのが嫌いみたいで
ちょっと強めの口調のひな

それを聞いて私はもういいやとおもって
大きい声で言った

好きな人ができたことないのーーーー！

顔を赤くして私は言った

ぷっぷっはははははははははは！
くるみ最高だよ！
まぁできたことないなら
築くまで待つだけだね！


築くって何を？


好きっていう感情をだよー！



そっか！
好きってどんな感じ？

ほらそれは！あなたがみつけなさい！
じゃ！わたしもう寝るからおやすみー

がちゃっ、


そうやって話は終わった

でももう2:00だよ！
これは寝不足だな


おやすみなさい


こうして自然教室の幕開けとなった