「じゃ、良地間雄飛言います!

  好きな人はこの学校にはいない。

  違う学校にいます!」


 「名前は?性格は?」


 
質問攻めで戸惑う雄飛だったが、


    
 「花恋です。早乙女花恋(さおとめかれん)です。」

 「何その、ときめいた名前!?」


全員が揃っていたし、驚いた。


    
 「花恋と僕は幼なじみですよ?」



その言葉を聞いた途端に2度目の驚きを覚えた。