君と描いた日常-負け組女子高生

数日がたった日の朝、学校へ登校した時の事だった。


「おはよう」


あかりにそう声をかけると、顔をあげたあかりはギロリと悠紀を睨み付けた。


「どうしたの?」


「悠紀、あんた先生にあたしにいじめられてるとか言ったの?」


「え…?」


悠紀は心臓を握られたような感覚に陥った。


「そんな事言ってない!なんで?」


「じゃあなんであたし先生に呼び出されるわけ!?」


あかりはバン!と机を叩いた。