君と描いた日常-負け組女子高生

あかりの悠紀への風当たりはますますキツくなった。


「ちょっと、ひまなら手伝ってよ。宿題。」


「本当どんくさいね悠紀。だから今まで友達できなかったんじゃない?」


以前のあかりへの不信感は核心にかわっていった。


しかし悠紀はどうする事もできなかった。


また一人に戻るのは嫌だし、あかりに言われる事に言い返す事もできない。


ただただ我慢するしかなかった。