君と描いた日常-負け組女子高生

「ねぇ、文化祭、抜け出さない?」


悠紀はイタズラな笑みを浮かべた。


「え、ばれたらまずくない?」


「大丈夫、任せて」


悠紀は立ち上がり、お尻をパンパンとはらう。

「…うん!」


私は大きく頷いた。