「マリエ、今は辛いかもしんないけど、そのうちエリちゃんとかも飽きてくるよ。
こんな事。」


私は精一杯の慰めの言葉をかけた。


こういう時の対応に私は慣れていない。


自分で何を言ったか覚えてないけどとりあえず、マリエをなだめる言葉をかけ続けた。


「ね、一日でも頑張って来てみなよ、何か変わるかもしれないじゃん。私もがんばるし。」


何を頑張るかわからないけど。


マリエは涙をぬぐった。


「うん、…そうだよね、明日は学校いってみる。それで考える」

マリエと別れた後私は、彼女はなんだかんだで学校やめるだろうな、とぼんやり考えた。