君と描いた日常-負け組女子高生

私は手紙を読み終えた後、その場にへたりこんだ。


手紙を握り締めたまま、何度もベッドを殴った。


「悠紀のひきょうもの!」


考える事が多すぎて、私は何を言ってるかわからなかった。


ずるいよ悠紀。


自分の言いたい事だけ言って、私の話なんか聞かずに死ぬなんて。


バカじゃないの。


悠紀との思い出だけ残された私はこの先どうやって生きて行けばいいの?