君と描いた日常-負け組女子高生

それから靴も履かずに保健室を飛び出した。


後ろから先生が呼び掛ける声が聞こえたような気がしたけど、そんなの気にしなかった。


私を追い掛けているのであろう複数の足音も聞こえた。


私はそれをも振り切る早さで学校を飛び出した。