君と描いた日常-負け組女子高生

その後、暴れる私を先生5人がかりでまたもや取り押さえられ、気づけばベットの中だった。


目を開けると、眠りながら泣いていたのか、視界がぼんやりとぼやけていた。


まるで幽体離脱をしているような感覚だった。


頭と体が離れているような、まるでここに眠っているのは自分ではないような感覚。

―そうだ、悠紀の所へ行かなきゃ


私は、フワフワした頭で立ち上がった。