君と描いた日常-負け組女子高生

「なんで?おかしいじゃん。昨日の夜あたしの家に会いに来たんだよ?


漫画借りてたからって、それで昨日の夜中にうちまで返しに来たの!


それで、笑顔で手ふって別れたんだよ!?おかしいじゃん!」


私は先生の襟首を掴んだ。


先生もどうしたらいいかわからない様子だった。


各々の教室の窓が開き、野次馬な生徒が顔を出す。