君と描いた日常-負け組女子高生

終業式を翌日に控えた日、私は家でのんびり過ごしていた。


夜もふけて、風呂にでも入ろうかと考えていると、ブーンと携帯が震えた。


やはり悠紀だ。


「麗華。来た」


「またいきなり来るんだから!」


私はカーテンから確認する事なく外へ出た。