君と描いた日常-負け組女子高生

「え…?」


私は絶句した。



そして私はようやく理解した。


「どうして…?」


聞いてはいけない事だとわかっていた。


だけど、気持ちより先に声が出てしまった。


悠紀は墓石を見つめたまま、ぽつりぽつりと話し始めた。